普通の不動産物件の場合

もしあなたが、駅前や商店街などに出店したいと考えた場合、そのエリアの不動産屋さんに行って物件を探してもらう事になるでしょう。その際、不動産屋さんに伝える情報としては、①賃料の予算、②希望面積、③業種などが中心になると思います。もし気に入った物件が見つかれば、大家さんとの面談、そして会社の決算書などを提出して入居審査を受ける、といったような流れになります。

商業施設の場合

当社へお問い合わせ下さる方の中には「以前、駅ビルの担当者と面談した事があるけど、全く相手にされなかった」といった事をおっしゃる方がいらっしゃいます。それは、少し準備が足りなかったのかもしれません。皆様の中にも「駅ビルやショッピングモールのデベロッパー(貸主)に、直接アプローチしてみよう!」という方がいらっしゃれば、下記のような準備をされてから、ご面談に臨んだ方が良いと思います。

準備

例えば、婦人服店を出店するために、駅ビルの担当者と面談する場合、先方の担当者は下記のような情報を望んでいます。

1、売上について

現在、あなたが経営している店舗の面積や売上についての情報を求められるでしょう。なぜなら、商業施設の賃料形態は売上歩合の場合が多いため、現在、あなたが経営している店舗の売上が重要な参考データになるためです。

2、客層/ターゲット

ターゲットとする年齢層や商品の価格帯・テイストなどを情報が必要です。婦人服と言っても、OL向けとミセス向けではフロアやゾーンが異なりますし、すでにその駅ビルに入居しているテナントとのバランスを考える必要があるからです。

3、仕入先情報

仕入先をリストアップしておきましょう。すでに入居しているテナントと仕入先が同じ場合には、商品が重複してしまう恐れがあるためです。

4、店舗の写真

店舗の写真を用意しましょう。写真があると、イメージが伝わりやすいものです。

5、会社概要

6、上記をまとめた企画書

企画書サンプル

上記の内容をまとめた簡単な企画書があると面談がスムーズに進みます。右記にサンプルを用意しましたので、ご参考にしてみてください。

当社の業務

もちろん、上記のような企画書を作ったり、デベロッパーへ直接アプローチ・交渉する時間が無いという方のために当社がありますので、お気軽にご相談ください。ご面談のうえ、店舗の内容や出店計画などを詳しくお聞かせ頂き、ご希望に沿う物件をお探しいたします。